男子駅伝部 監督 上原 将平

 今年の駅伝部は「初志貫徹~小林が創る前人未到への挑戦~」をテーマに掲げメダル獲得を目標に掲げスタートを切りました。3年ぶりに開催された新人駅伝、南九州駅伝では連覇を達成することが出来ました。しかし、新人駅伝で大会記録まであと14秒や、南九州駅伝で区間新記録を出しての区間2位など、課題が多く残りました。また、その後はチームで感染症が流行ってしまい、阿久根駅伝9位、伊那駅伝11位と不本意な結果となりました。改めて「敵は己にあり」と痛感したところです。その中でも収穫は、主将の松永が駅伝でコンスタントに結果を残してきたことと、2年生の飯田が初の全国規模の大会である伊那駅伝で区間2位と好走したことです。一方で、昨年長丁場を走った池間、佐藤、藤本が駅伝でエースとしての活躍ができていないことも事実です。今年の課題はエース・1区を走る選手の確立と「継続」です。今後、3名を中心に誰がエースとして成長を遂げるのか。まずは、故障「0」で全員が高い競争意識を持って取り組むことが大切になってきます。主将の松永を軸に、副主将の池間、力のある最上級生に加え2年生の飯田、小中野を中心とした下級生の台頭が鍵となります。新型コロナウイルスもようやく落ち着き、通常の有観客での大会が戻りつつあります。1500m、3000、5000mでの県記録更新やインターハイ入賞など個人としての目標はありますが、今年は是が非でも31年ぶりに全国高校駅伝のメダル獲得へ向けて28名全員で挑戦していきます。応援してくださる皆様に勇気と感動を与えられるよう強い気持ちで取り組んでいきたいと思いますので、今後とも熱いご声援宜しくお願いします。

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